キャスティングスクール

YAGI.

2008年06月09日 01:21

プロショップがない田舎に住んでいると,こういうスクールはほとんどないのですが,今回,杉坂研治さんがやっと富山でキャスティングスクールを開いてくれました.

もちろん,万難を排して参加です.

結果から言うと,ダブルハンドは思ったより簡単で,けっこう投げれるようになりました(まだ飛ぶ時と飛ばない時の差はありますが,当然).しかし,シングルハンドは全くできず,きちんと投げれるようになるには数年かかりそうですし,すごく難しかった.
杉坂研治さんのキャスティング理論は独特ですが,力学的には納得してしまいます.特筆すべきは,研治さんは名だたるキャスティングの名手の教えを請うていて,実際にそれらのキャスティングを習得している事(実際,そのキャスティングを見せてくれました),それをふまえて,今のキャスティングを完成させている,つまり,それらよりもこの方が飛ぶし実際の釣りに役に立つ(これも大切ですよね〜,ただ遠く飛ばすだけでは魚は釣れないですもんね,きっと)との事なのです.妙に納得してしまいますわ.

ただ,シングルハンドは今までやってきた事をいったん白紙に戻して,全く振り方を変える必要がありました.これが全くうまくいかない.
シャドウキャスティング,実際竿を持ってのキャスティングと,練習の鬼になるしかなさそうです.
でも,フルラインでフォルスキャストができる所を見せられると,「そんなことできなくてもいいや」なんて言えないし,前にも書きましたが,30m先のライズを取るような釣りは多分しないと思うんですが,遠くまで飛ばせるに越したことはない.長期戦覚悟で地道にやります.


それに対してダブルハンド(オーバーヘッド,スペイ,トリッキーなキャスティング)は全く白紙の状態で教えていただいたので,40m飛ばすのは無理としても,何となく「こうやれば,いいのかなぁ」という程度には投げれるようになりました.
ダブルハンドは,サクラマス対策のためにやろうと思ったのですが,いざやってみると釣りに対する考え方が変わっちゃいます(ました).これは,絶対できたほうがいい.
それに,やっているとキャスティング「た〜のし〜なぁ」って感じます.朝9時から昼食を挟んで夕方の5時近くまで,あっという間でした.


その後は,研治さんの実釣を見学させてもらいました.あっという間に40cmのヒレピンのレインボーを釣って見せてくれました.自分は釣りしてないのにめっちゃ満足な気分になりました.


ダブハンで,ウェットで流芯からドカンでバッコンバッコンジャンプして,ネットにおさまったら40cm.ドキュメンタリーで一部始終見ちゃうとね〜.ちょっと信者になりそう.

でも最後に,研治さんの釣りだけじゃなくていろいろな釣りを経験したいですね〜,「○○一派」と言われるのはきらいだし,そのようなグループにも入りたくない.
でも皆さん,ダブルハンドは四の五の言ってないでやりましょう.

あなたにおススメの記事
関連記事