カナダ釣行,3日目で〜す.
昨日は我々以外のグループはコーホーサーモン,スチールヘッドを釣っちゃっていたのです.
ということで(?)今日はグループ編成を換えて釣りをします.私は杉浦雄三さん,昨日スチールを
キャッチしているIさんと3人で釣行となりました.
場所はスキーナ支流のケイラムリバー.支流といっても長野の犀川よりやや大きいぐらいの規模の
川です.
氷河からの雪代(でいいのかな)でいつも濁りがあり,底が見えません.透明度は50cmもないくらい.
ガイドは弱冠24歳のE,まじめで時間にもきっちりしてる日本人好みのガイドさんです.
天気はいいんですが,スッゲェ寒いのよ.前日も同じだったらしいんですが,午前は魚の活性が低い
のかなかなかきびしい.
垂れる鼻水とじんじんする趾に耐えつつ釣り下っていきます.
もうそろそろお昼かなという時間になり,私のへっぽこキャストがたまたま上手く行って
きれいにゆっくりスイングしたな〜,そろそろスイングし終わり.っていうときに...
「グイッッ」...「ん?」......
「ドカ〜〜〜ッッッンッッ!!!」
「あわわわわわ〜〜〜」
後ろからガイドと杉浦さんとIさんが何か叫びながら近づいてくるけど,なに言ってんだか
わかんないよぉ〜.
「お,お,お,重〜〜〜〜〜い」
ロッドが満月だよ〜.Iさんの「後ろに下がって!」って言うのが辛うじて聞き取れて
じりじりと岸へ向かって下がります.あとはよく憶えてないけど,ガイドのEがでっかい
ネットで,赤い物体を
「ザバッ」とネットに入れたっす.
「うお〜〜〜〜〜,やっっっっったぁぁぁぁ〜〜〜」 私が意味不明の雄叫びを上げて
それに続き.そこいら中が雄叫びの渦となりました,みんな喜んでくれてる.
真っ赤っかな雄のコーホーサーモン.80cmはゆうにあります.
うれっっっすぃ〜〜〜〜♪♪v(⌒o⌒)v♪♪
でも,これ,スチールじゃないから
「外道」なのよね.
杉浦さんからは,今のやり取りではスチールなら絶対バレるよと注意があり.
もしかしての場面に備えて頭の中で反復イメトレです.
午後にポイントを換え,水温も少し上がってきたところで,Iさんヒットォ〜〜.
きれいなコーホーサーモン.これまた,みんなで歓喜の渦.人が釣ってもこんなに
嬉しいなんて.アゲてきたぜぇ〜.
ポイントを代わってもらい,そこから私が釣り下ります.数十m下って,スイングし終わり,
こつんと..あ〜〜〜,根がかりだ〜.あおるけど動かない.「ン?!」,念のため
竿を下げて...「グイ,グイッッ」
「ドカドカドカドカ,グオォォォォォォォッォォォ」
ほんとに,こんな擬音がぴったりの暴力的な引きです.明らかにさっきののコーホーとは違う.
「むおぉぉぉぉ〜〜〜〜〜〜」必死にプレッシャーを与え続けて.やってはいけないこと,やらな
ければいけないことを頭の中で反芻しながらファイトです.
途中何回か「キュイ〜〜〜〜ン」っとリールが逆転(したらしい,憶えてないの,実は).
どれくらいファイトしたのか,Eが
「ザバッ」とネットイン.
ス,ス,ス,スチールだっっっ
「い〜〜やっっっったぁ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!」
さっき以上の歓喜の渦,4人の雄叫びがこだましてる(と想像(^_^;) ).
「Call me the steelheader!!!」と訳のわからんことを叫んでいた(ような気がしてます).
70cmぐらいなのかな,冷静に見ると.でも初スチール,記念の1匹です.
信じられん,全然自信がなかったのに.まさか釣れるなんて思ってなかったのに.
やったよお〜〜〜〜.( v ̄▽ ̄)
その後ポイントを雄三さんに譲って数十分後.雄三さんも
「ドッッッカ〜〜〜ン!」
ゆうに20lbを超える雌のスチールヘッド.Eもこんなにでかい雌を見たことがないと言ってました.
ネットインしたあと,興奮で手が震えてたもんね〜
という訳で,今日,この組の釣果はコーホーサーモン2本,スチールヘッド2本という好釣果.
しかも今日はEの誕生日.今日の釣果は期せずして我々からのプレゼントになりました.
さらに夕食時にガイド頭のTからアイスクリームケーキのプレゼント.
ただでさえにぎやかなのが,にぎやかさが増してハイテンションな夜でした.
まだまだ続く.-その4- へ!
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